エーデルリッター

偽ギュスターヴ直属の、6人の騎士達のことです。

しかし!
6人といっても、ゲーム中で名前が出てくるのはサルゴン(炎)とボルス(水)だけ。
(サウスマウンドトップの戦いでなら、ミカ以外の名前だけを確認する事はできますが)
6人といっても、セリフがしっかりあるのはサルゴン(炎)とミカ(樹)だけ。

ああ、なんていう集団なのでしょう!
『想像の余地』を残すサガらしさがあるというか、想像の余地がありすぎる。

そこで、今回のプロジェクト『エーデルリッターの設定を作ろう』が出来たわけです。
では早速、下のたわごとの軽い説明を。

1.名前から想像する
清風が、それぞれの名前の響きやら元ネタのようなものを考えてみました。

2.シンボルイメージから想像する
シンボルイメージの単語から、性格を考えてみました。
ここで扱うシンボルイメージは、パーフェクトワークス(以下PW)を参考にしています。

3.将魔の姿や技から想像する
バトル時に使ってくる技や術から、みんなの性格を勝手に想像してみます。

4.諺や慣用句、四字熟語などから
各属性を含んだことわざや慣用句で考えてみました。

5.その他
自分の体験などが基です。
あとは、ゲーム中に出てくるシーンを眼を凝らして観察して…などなど。

6.比較
色々な方々が創作したエーデルリッター設定を比較してみます。
ここが一番の読みどころだと思います。
なお、ここの文のリンクになってるっぽいところはカーソルを合わせると具体例を提示します。

では行ってみよ〜やってみよ〜

ボルス(水)トーワ(獣)イシス(音)モイ(石)ミカ(樹)サルゴン(炎)全体的な比較


★水の将魔ボルス★

1.名前から想像する
個人的には、彼の名前は悪役っぽい響きがあるように思います。
だから思い切って、意地悪な人にしてみてはどうでしょう(悪役と意地悪はずいぶん違いますが)。
あと、彼は一文字抜かせば『ボス』になるから、結構大物になってもいいんじゃないですか(安直)。
と思ったら、実際そんな方がいた(笑)。
ちなみに彼の名前の元は「アーサー王と円卓の騎士達」のボーズ(ボールス)でしょうか。
エジプト神話の「ホルス」(イシス神の息子、太陽神)っていう説もどこかで見た気がします。

2.シンボルイメージから想像する
たとえば療養だと、療養…癒し…癒し系とか、どうですか?
あと氷から考えて、冷たい、だから冷徹、とか。
イメージを複合させるならば、氷(冷たい)+毒(毒舌)とか…では少し単純かな。
あと「水」というとツールが「ブルーウォーター」「ブルーチップ」と青いんですよね。そこで「青二才ボルス」とかどうですか。
「青」にはジーニアス英和辞典によると「憂鬱、優秀、厳格、わいせつ」のイメージがあるそうです。
ここはひとつワイセツボルス…冗談です。てへ。

3.将魔の姿や技から想像する
天雷、アクアバイパーといった術から、
デッドリーループ、スクラッチといった接近戦まで。
オールマイティというか、バランス型というか。
何でもそつなくこなす人、かもしれません。
強力な術の前にメディテーションを使ってくる事が多いので、慎重派かもしれません。
ちなみに外見的には、無難な中ボス。特筆するところは、おそらくない…と思うんですが。

4.諺や慣用句、四字熟語などから
「淡淡として水の如し」…あまりにも清廉過ぎると、かえって人に親しまれない。
ところで「水」というと「お水」…いやストレートに言えば水商売。そんな彼も(爆)

5.その他
しかしよく考えてみましょう。彼は「サウスマウンドトップの戦い」において、
主君である偽ギュスターヴの命令を無視して、北方軍を追撃したわけですよ。
もしかすると、彼は猪突猛進っていうか、無鉄砲なのかもしません。
その前に別部隊を指揮しているわけなのだから、かなり信頼されていたのではないでしょうか。
クジ引きで決めた、とかの理由が無い限りは…。

6.比較
ボルスはなんだか猪突猛進・熱血・ボケ担当の方が多い気がします。
やはりこれは、「サウスマウンドトップの戦い」で突っ込んでいったからでしょうね。
ボルスのエーデル加入時期は、2番目 (サルゴンの次)が多い気がします。
ちなみに何処を見ても武器は。 ミヅチ、双龍破、アルダーストライク、どの術技にも水が入っているから…ですよね皆様。
漁師のモリのイメージです!というのもありかなぁとか、思っていますが。
神話なんかでは海神が持っている武器は鉾ですから、そのイメージもあるんでしょう。
あとはサルゴンとの対比なんでしょうか、ボルスは金髪が多いそうです。
ボルスってさりげなく美形もいる気がするんですが、それってサルゴンとの対比ですか(殴)
クヴェル「ディープブルー」は装飾品というか装身具というか。という扱いのところが多いかもしれないです。
そういえば「ディープブルー」っていう海洋映画がありましたよね。あれは海の生き物の映画でしたっけ。


★獣の将魔トーワ★

1.名前から想像する
トーワ…その名は「永久」という単語に響きが非常に似ているような気がします…こじつけ
だから時の流れなんか全く意に介さないような…時間感覚が周りと違うというか…。
…何を言っているんでしょうか。
よく町では「藤和ハウス」や「藤和観光」を見かけるが、これはどういう意味でしょうか。
ちなみに「トーワトレジャー」なる馬がいるようです(私は競馬には詳しくありません)。

2.シンボルイメージから想像する
では、たとえば凶暴…そのまんま、暴れると手がつけられない人でしょうか。
素早さ、だと、俊敏に違いありません。いや逆にトロいのも可愛いですか。
複合で活力+理性というのはどうですか。元気だけど、きっちり頭の回転も速く…。
頭のいいトーワは、レアです。思い切って推薦しますよ。

3.将魔の姿や技から想像する
獣の将魔の技は、どれもクセがありません。
「牙」「駆け抜ける」「ステップイン」「連打」「ためる」「毒ガス」だけですね。
「毒ガス」以外は純然たる直接攻撃ですから、やはり彼は肉弾戦向きなのでしょう。
ちなみに外見だと、彼は手と顔しかこちら側に出していません。恥ずかしがり屋さん?

4.諺や慣用句、四字熟語などから
これは慣用句や諺、よりはトーワを何かの動物にあてはめたほうがいい気がします。
それを考えるには、まずは肉食獣か草食獣か…。
力強い肉食獣(ライオン系)、親しみやすさ抜群(犬とか猫)、臆病で足が速い草食獣(ウサギ?)。
と、三つくらいに分けて考える事が出来ると思います。
草食獣っぽいトーワは見たことないですね。どうでしょうか、ここはお一つ。
あと、獣系の熟語といえば「猪突猛進」でしょうか。簡単に言えば向こう見ずに進む事、だそうです。
一本気なのもいい感じです。

5.その他
「サウスマウンドトップの戦い」の布陣の様子をご覧頂きたいのですが。
トーワは偽ギュスターヴの近くにいますよね。
で、攻略法を使おうとして偽ギュスターヴの正面に来る事が多いですよね(私だけ?)。
目が離せないから偽ギュスターヴは彼を近くに置いていたり、とかあったりするんでしょうか。
それから「トウテツパターン」は精神無効の効果があるので、意志が強いトーワっていうのもよさそうです。

6.比較
各地のトーワに見られる特徴といえば、若い。そして元気。これに尽きます。
ちなみにエーデル加入時期は遅く、5番6番が多いようです。
1305年を基準とすると、だいたい下は10代半ば〜後半、上は年をとっても20代前半程度に落ち着いています。
そりゃあまぁ、中には50いくつか〜という変り種もいるっちゃいるんですが。
しかし、戦い慣れしている方々?もいるようで…?
そして体術や斧などのパワフルな武器を使うトーワが多いんです。やはり獣はエネルギッシュ。
出身地はだいたいロードレスランドやグラン・タイユ付近のようです。
そういえばトーワは茶髪が多いような気がします。
しかも若いから半ズボンとか腕だしとかの露出度が高い(笑)服装も多いような…?
クヴェル「トウテツパターン」は個性さまざま
「トウテツ」というと、ロマサガ3にトウテツというモンスターがいて(会ったことなかったですが、)
そいつがトウテツパターンを落としたんですよ…ね?そこから来ているのではないかと思います。
そのトウテツですが、体が牛または羊、人面でわきの下に目があり、
虎の歯、人の爪を持ち声は嬰児のようで人を喰らうという中国古代の怪物だそうです。
古代中国では、トウテツを青銅器の修飾に用い、魔除としていたそうです。
そんな凶悪そうなツラのトーワもしくはクヴェル…うん、それもそれで。


★音の将魔イシス★

1.名前から想像する
イシスというと、死と復活の神オシリスの妻で、エジプトの地母神です。
太陽神ホルスの母でもあります(ボルスのところを参照)。
ローマ帝国期ごろに、イシス教という宗教もあったようです。
これは古代エジプトの密儀宗教で、イシスは旅行者や船乗りの守護神として信奉されたそうです。
あと、ドラクエ3の砂漠の王国もイシスでしたね。
だから、彼は砂漠の出身にして、散水塔で何かドラマが…
と、イメージが広がれば、もうこっちのものです。
いやその前に、この人は性別を決める事から始まるかもしれません。
名前は女っぽいですけど、戦争グラフィックでは一般の男性兵ですね。
ところでイシスの綴り"Isis"って、IとSを繰り返してるのが面白いと思うんですが(だからなんだ)。
しかしエジプト神話のイシスの綴りは"Isishor"のようです。エジプト神話とは別物かもしれません。
でもイシスって、パッと聞いて石の将魔だと思いませんか。イシですよイシ。

2.シンボルイメージから想像する
音のシンボルイメージは色々書いてあるんですが、想像しにくいものがほとんどです。
単一イメージだと簡単ですが、もう少し深みを出したいところです。
ということで、精神+混乱…。なんか不安定そうですね。
あとは、喧騒+拡散とか。にぎやかなムードメーカーのような感じでしょうか。

3.将魔の姿や技から想像する
音の将魔の技は、一癖二癖あるのになかなか扱いやすいものですね。
「サウンドブラスター」「エアプレッシャー」「大地のビート」「召雷」。
しかしこれらの攻撃のうち二つは音波属性なので、銀製品の装備によって防ぐ事が出来ます。
もしかすると単純なのでしょうか、いやこの道一本というやつですか。
しかし技のほとんどが正体不明なので、謎めいた人もステキですね。
外見は…なんだか近代的な感じです。バトルの専用曲も近代的な感じですよね。
ちなみに、「大地のビート」使用時に太鼓を叩いています。鼓笛隊っぽい感じもかわいいかなぁ…。
あ、あと、ダメージを受けた時の顔が可愛いらしいです。
また、音の将魔自身の術ではありませんが、「サイケデリックウィスパー」は面白かったですね。
普段からあの術を使うように、自分への叱責などをかわすイシスとか、どうですか。

4.諺や慣用句、四字熟語などから

単純に音と言うと、あまり慣用句や諺は聞いたことが無いと思います…が、
「音に聞く」というのがありました。
有名人イシスでしょうか。エーデルリッターになる前から、知名度が高い人物…となると、
ハン・ノヴァの戦い前から偽ギュスターヴへの注目度も高まるかもしれませんね。

5.その他
「サウスマウンドトップの戦い」の布陣の様子では、
エーデルリッターの中では、最も偽ギュスターヴから離れた場所にスタンバイしています。
これは偽ギュスターヴから信頼を得ているということなのでしょうか、
はたまた手がつけられないから遠くに置いているのでしょうか。
個人的な話ですが、友人から「サウスマウンドトップの戦い」で勝てないと言われたことがあります。
その友人が「イシスが強いんだよ」と言ったので、
清風のエーデルでのイシスは戦闘指揮が巧いことにしよう、と思いました。
思い込みは大事です!

6.比較
イシスはあまり一貫した特徴を見ない気がします。あえて言えば紫色の瞳でしょうか。
肌も白めの方が多いと思いますね。
あとは音楽をやっているイシスがほとんどですね。
喋ることが出来ないイシスもたまに見かけます。
そんな場合、フリップを使うなり九官鳥を使うなりなので、意思の疎通は大丈夫なようです。
ちなみに、武器はが多数。
中性的な感じのイシスを結構見かける気がしますが、名前が男とも女ともとれるせいでしょうか。
いっそ女イシスで行きます?…と思ったらビックリ、ミスティ(偽ギュスターヴの前のエッグの持ち主)から分離したというイシスも発見!
微妙に(?)謎がキーワードなイシスが多い気がするような。
関係あるような無いようなですが、「音」は比較的新しい術形態ということらしいので、
割とエーデル加入時期が遅いイシスもいると思います。
…と思ってたんですが、3番4番5番くらいのイシスの方が多いんですね。
クヴェル「ハルモニウム」も個性さまざま
ハルモニウムは小型の足踏みオルガンで、片手でふいごを動かし、もう片手で鍵盤を弾くインドの楽器です。
私はてっきりハルモニア(よくファンタジーで聞く金属名ですね、ギリシア語で「調和」らしいです)の関連かと。


★石の将魔モイ★

1.名前から想像する
「モイ」はアイヌ語で『湾』を指すそうです。
ケニアの大統領にもモイさんがいたようです。
平安時代初期〜中頃あたり?の蝦夷の指導者、アテルイ…の副将はモレでしたね。
どれもあまり想像がつきませんね。なんだか大物っぽい感じがしますが。
ちなみに辞書で「もい」で引いたところ、もいという単語がありました。常用漢字ではないようで、パソコンに表示できません。
ちなみに意味は「1.水を盛る椀 2.転じて、飲み水」だそうです。ボルス関連?

2.シンボルイメージから想像する
じゃあたとえば硬質で……頑固な人になりそうですね。頑固一徹な親父キャラとか、どうですか。
複合で、頑強+防御…になると、鉄壁の守りっぽくなります。
砂+結晶で…デザートローズってご存知ですか。…だからなんだ?

3.将魔の姿や技から想像する
石の将魔は、結構強敵ですね。
「旋風打」「大回転」「ハチの巣」などの強力な物理攻撃(名前が安直…)、
「マグマプロージョン」、「石の記憶」…。なかでも「石の記憶」が強力。
攻撃手段はバラエティーに富み、そのうえ強い。オールマイティか?
ちなみに外見では最も人間離れした感じですね。
機械的な雰囲気があるので、冷徹な感じなんて似合うんじゃないでしょうか。
でもそうだとすると、外見がすっごくお茶目な気がしますよね。どうかな?
また、石の将魔自身の技ではありませんが「エンシェントカース」はなかなか強力でしたね。
かなり大きな力を彼自身が持っていたのか、実は偽ギュスターヴと相性が良かったのか?

4.諺や慣用句、四字熟語などから
「石の上にも三年」…じっと辛抱すれば報われる、です。忍耐強い人?
「石橋を叩いて渡る」…石橋は頑丈ですが、それでも叩いて渡る慎重派。
丈夫で、慎重。周りから、信頼されているのではないでしょうか。

5.その他
最後のメガリスの、石の将魔がいた場所。
あの通路のオブジェとして、モイはあそこに違和感無く溶け込んでいませんでした?
きっと彼は目立たないんですよ………すみません冗談です。
サウスマウンドトップの戦いでは、偽ギュスターヴの近くにいますね。
この辺の理由はトーワの辺りとかぶるかもしれません。

6.比較
どこのモイも、家族絡みの話を持っているような気がします。
例えば、であったり、息子であったり、であったり、兄弟姉妹であったりと、中身は多種多様です。
年齢は高いか低いかのどちらかで、あまり20代のモイはけっこうレアです。
年が高いと、だいたい30後半〜40程度になり、低いと、まあ下から2番目程度になるかな?
サルゴンが最年長ではない場合は、だいたいモイが最年長のようです。
貴族と関連を持つモイっていうのは、石のイメージの中の「宝玉」が豪華な感じがするからでしょうか。
見た目に関して言うと、糸目とか若干目が小さめとか、目がチャームポイントのようです。
クヴェル「イターナルロック」も個性さまざま


★樹の将魔ミカ★

1.名前から想像する
名前…ミカという名前は現代を歩いていればけっこう見かける名前です。
いっそジャパニーズ的なミカもよさげです。
あと、友人にミカちゃんがいる方はいっそのことその人をモデルにしてみては…?
セレブ姉妹の妹もミカですね。そんな豪華な感じのミカもどうでしょうか。
「みか」を辞書で引いたら「酒を醸したり、水を貯えたりするのに用いられた大きい瓶」との事。モイと似てるかもしれません。
日本神話では、「ミカ」の名を冠する神は概して荒々しい気質の持ち主だとか(タケミカヅチノオノカミ:雷の神など)。

2.シンボルイメージから想像する
ではまず、杖なんてどうでしょう…杖を突いたお婆様?使う武器が杖、とか…?
複合で安らぎ+守りといくと、包容力溢れた人になります。
安らぎ+尖鋭というのもよさそうです。言う時には言う、みたいな感じですか。

3.将魔の姿や技から想像する
樹の将魔は、なかなか厄介な攻撃が多いですね。
花粉ガス(毒)、サミング(反応ダウン)、スリープ(睡眠)などの、
状態変化を引き起こす攻撃方法が多いです。
けっこう計算ずくの戦い方でしょうかね?とにかく頭がよさそうな感じです、決め手に欠けますが。
しかし樹の将魔といえば、「紅葉の舞」。紅葉…秋生まれとか、ラウプホルツ人?
あと、樹の将魔自身の術ではありませんが、「世界の合言葉は森」はかなり強力でしたね。
樹海にいた樹精の「森の真理」と同じエフェクトでしたが(こら)

4.諺や慣用句、四字熟語などから
木というと、「木の股から生まれる」…人情の分からない人のことを言うらしいです。
たまにはマイナス点から考えてみるのもいいですけど、ちょっとひどいかもしれません(笑)。
その他「木を見て森を見ず」…細かい点ばかりにこだわって全体を掴まない、など。
木には、あまりいい意味を持った慣用句が無いような気がします。
しかしタロット占いの「生命の木(セフィロト)」や「世界樹」があるように、
木は神聖視されているところがありますね。…ただの解説になってしまっているなぁ。

5.その他
彼女は紅一点。悪役の紅一点、と考えてみますと、色々思うところがあるでしょう。
高飛車とか、実は首領とは相思相愛とか、お色気系とか…。
エーデルリッターの中で唯一の女性ということを最大限に生かせるといいと思います。
…しかしエーデル主体で書くから、あまり敵役って意識がないんですよね…あ、清風だけですか
そうだ、ミカにはセリフがありました。かなり口調がキツい感じがしますね。
普段からおだやか〜に書こうとしていると、その辺のギャップに悩むかも知れませんね。
…いっそ偽名が「ミカ」の女装の麗人(おかま)っていうのもどうですか。
そんな要領で女を増やすことも出来る気もしなくもないですが、名前からして違和感ないのはイシスだけですかね。

6.比較
清風のミカは、けっこう年が高い気がします…他所様のミカは若くてぴちぴちだ。
ミカは実にサイト様によってずいぶんと違いが出るところです。
お色気ツンデレお姉さん冷徹…など、実に多種多様です。
しかし、共通点と言えばほとんどのミカには恋愛絡みがある、ということでしょうか。
主な相手は偽ギュスターヴ(に片思い)、お好みによってはサルゴンなんかでもいい(恋愛事情は下にもうちょっと)。
いっそのこと、モイとかボルスとかトーワとかイシスとか、そのあたりの、オリジナルの方と恋愛関係でもいいと思います。
やはり活発なミカが大半を占めます。うちのミカは老けとるのか。
クヴェル「ラストリーフ」は装身具系
ラストリーフと言うと、オー=ヘンリーの「最後の一葉」を思い出します。
あの葉が散った時に私も死ぬの、とかいうあれです。
ロマンシングサガ−ミンストレルソング−にも「ラストリーフ」が登場しますが、
これは「どんな嵐にも散らなかった幻の葉のブローチ」とのことです。


★炎の将魔サルゴン★

サルゴンは元からキャラがありますが、セリフ数も少ないので、色々と分からないところが多いです。
そこでサルゴンをいかに仕上げるか!が大事なポイントになると思います。
サルゴンは基本的には人が良く、天然、鈍感、そして中間管理職…が多いでしょうか。
そういえば妻帯者でしかも子持ちなサルゴンもいます。
偽ギュスターヴへの復讐(ワッツとグレタの敵討ち)の機会を窺っているサルゴンもいます。
ほら、サルゴン一つとっても、こんなに違う!
あ、そういえば、楽器とか踊りとか、音楽関連やるのが苦手っていうイメージもある気がします。
そういう芸術的な教養がなさそう…あ、いや、げふげふ、無骨な戦士って感じしますよね。
ちなみに上記のシチュエーション、だいたいノせるのはイシスですね、やっぱり。

攻略本や設定資料集などによれば、エーデルリッターの中でも一番実力があり、
偽ギュスターヴからの信頼を寄せられているのはサルゴンです。
それはまあ、他のエーデルリッターよりキャラが立っているのですから、それくらいの地位じゃないと嫌なんですが(笑)。
そしてアルティマニアには、彼は、自分の意思で偽ギュスターヴに従っていて、しかし心酔していたわけではなく、
その強大すぎる力には密かに危機感を持っていた、とあります。
PWでは、最初のエーデルリッターとして、また実力的にも一番の信頼を得ており、
常に偽ギュスターヴの側にいた…との表記があります。
ちなみに他のエーデルリッターは、偽ギュスターヴに完全に心酔していたそうです。

アルティマニアによると、サルゴンは
「強大な力を持ち、自分にそれを与えてくれたエッグに自ら従っている」らしいです。
そこまで力を求める理由は、どこにあったのでしょうか。
ここでエレノアとの関係についてとともに説明できる場合があります。
(エレノアの死がきっかけで力を求める…とか)
サルゴンが力を望む理由があれば、かなりキャラが立つのではないでしょうか。

そういえば「美形ボルスっているけど、それってサルゴンとの対比ですか」とか書きましたが、
よく考えたらサルゴンは、あの好みが結構うるさそうな(失礼)エレノアにお声をかけられてますね。
案外サルゴンっていい顔してるんですか。すっかり忘れておりました。

クヴェル「ノヴァ・ハート」はとりあえず紅い
「ノヴァ・ハート」はちょいと意訳してみると、「新星の核」みたいな感じでしょうか。
新星っていうのは、「爆発により急激に光度を増す星」だそうです。
メテオスウォームといい、ノヴァ・ハートといい、どことなく「星」との関連があるようですね。


★全体的に見てみる★

全体的に見たときに、キャラがかぶっていると泣けてきます(例:うちのサルゴンとトーワ)
そこで、「だいたいのエーデルさんらで、誰か一人は持っている気がする要素」もちょっとチェック

貴族関連
貴族の出身であったりカンタールの子供であったり貴族嫌いがいたりします
この際、次のエーデルにはメイドなんていかがでしょうか(爆)。
そうそう、ギュスターヴ13世の子孫っていうエーデルさんもいます。

恋愛事情あれこれ
やっぱり中心はミカになります。当然相手は男で。
ちなみに男同士はサルゴンと他の既存のキャラ以外ではちょっと見たこと無いですが、どうよ(何を)?

敬称とか
「君」づけ、「さん」づけ、「様」づけ、 果ては愛称まで。
基本は呼び捨てだろうかと思っていたのですが、案外そうでもなかったようです。

ギュスターヴ様バンザイ
とりあえず、上司に反抗的なエーデルはあまり見ません(笑)。
パーフェクトワークスやアルティマニアを見ると、サルゴン以外のメンツは偽ギュスターヴに心酔・陶酔していたようですからねぇ。
…でもやっぱり例外アリ(わざわざ裏をかいたエーデルさんとか、いますから)
でもだいぶ偽ギュスターヴともフレンドリーなような気がしますが。

出身地それこれ
ラウプホルツ出身がいると思うんです。
オートノールにも結構いたりして、フィニーはそこそこ。あまりシュッドは聞きません(本編で関わって来ませんからね)。
でもやっぱり、メルシュマンは多いです。
ロードレスランドの辺りもぼちぼち。

コンビネーション
だいたいのエーデルさん方が、二人一組×3になっていると思われます。
そしてその組み合わせ、心なしか「サルゴン・ボルス」「ミカ・イシス」「モイ・トーワ」だと思います。

年齢とかのあれこれ
最年少は15、高くて20くらい。これはほとんどの方がトーワをここにあてる。
最年長は40に届かないくらい。高くても39が限度?ここにはだいたいモイが来る。

武器選択
やはり、剣!外せない要素です……ってそれはサルゴンか。道理で一人はいるのです。
サルゴン以外で剣を使う方は結構いるような気がします。やはり剣は格好つきますし、スタンダードですからねぇ。
次に使用人口が多い気がするのは、でしょうか。
軍隊っていう感じがしないから、ですかね?騎士という肩書きとのギャップが大切というか。
なんと、体術も案外利用者が多いのです。武器なんて面倒なもの持ちません、ですかね?
ゲーム中では、体術使用者・不使用者がいましたが、皆さん体術使いが多いようです。
その場合、術や他の武器と併用し、スライム対策は万全のようです(笑)。
もけっこういるようです。術士の護身用武器というイメージですが、豪華な装飾もつけても攻撃できそうですよね。
次に使用人口が多い気のは、でしょうか。使用者のほとんどがボルスというビックリの結果でした。
少ないのは。接近戦が書けないですもんね。単純に遠距離攻撃なら、術でも事足りますし。
そうそう、術メインも多かったですね。せっかく強くなったアニマですから、有効活用?
直接、敵に手を出したくない方も結構多そうですが。
その他、個性的な武器を使うエーデルさんもおられます。
思ったよりもワイルドな戦闘スタイルのエーデルリッターが多いようです。


★参考資料はどこまで生かす?★

そういえばエーデルリッターって、そもそもどこから情報が湧いたのでしたっけか。

・とりあえず全員の名前が判明するのがPW、アルティマニアの二冊。
・対応する属性について書かれていたのは、アルティマニアのモンスターのところ。
・PWでは、「ミカゲの石切り場で超人的力を与えられた若者達」と表記があります。
・「ハン・ノヴァの戦い」までにはエーデルは全員揃っていたが、戦いには出ていない(らしい)とアルティマニアにあります。
・偽ギュスターヴの過去・本名などが書かれているのは、PWだけではないのでしょうか。
・サルゴン以外のエーデルリッターは、偽ギュスターヴに完全に心酔していたそうです。

さて、読みにくくも箇条書きで失礼致しました。
ここで私が何を言いたいのかと言えば、「どこまで資料に従うか」ということでして。
設定資料集がなければ生まれることのなかっただろう我らがエーデルリッターの妄想ですが、
全てをそれに沿って作るってのは、割と息苦しいところがあります…よね。

何も全員が石切り場に行くことはない。一人くらい偽ギュスターヴに道端で拾われたかもしれませんよ。
全員が偽ギュスターヴに心酔…そんなエーデルリッターは嫌です、面白味に欠けそうで。これは自分のキャラ構成に問題があるのでしょうが
もうハン・ノヴァの戦いだって、エーデルがみーんないたっていいじゃないですか。
いっそのこと、偽ギュスターヴの本名がデーニッツでなくとも、南大陸出身じゃなくとも、
元将校でなくとも、いいじゃないか!いっそ男じゃなくてもいいんじゃないか!?

結局のところは自分の世界なのですから(笑)、設定資料集など無視しても構わないのです。
人物に関することは見なかったことにして、各地の特産物は扱ってみるとか、はたまた逆だっていいじゃないですか。
ここはもう個人の好みで、としか言いようがございません。


☆スペシャルサンクス☆
藤和様(インドの仕立て屋さん)
私が初めて見た本格作りこみエーデル。another stageのエーデルも素敵です☆

羊様(なるなる)
「発掘戦隊ディガレンジャー」の敵役設定をお借りしました。イシスの設定にビックリ!

もんすたぁ様
とにかくひねくれた「嫌なエーデル」。設定の公開はされていません。

sato様(インフェルノレイン)
サルゴンが素敵!小説にとても深みがあって引き込まれます。

杏慈様(小さな船が航海に〜Il etait un petit navire〜)
全員の個性が確立されていて、とにかく文章がかっこいいんです!

こやま沙緒様(Caprice)
なんと当文を参考にされたそうです。ちょっと珍しいモイがポイントですが、サルゴンがすてきです。


最終更新日:2008.04.08  さらにデータが増えました。他にもちょこちょこ改訂。