トップでちまちまと塗り続けてきたものをまとめてみますよ。




11/09/03 下書きができたよ


この線画ができあがるまでに、おそらく1ヶ月近く。週末に一人描くというペースでした。
まずは鉛筆での下書き。これがペン入れをすると色々な意味で化けます。主に泣ける方面へ。

左上から時計回りに鯨座、猟犬座、琴座、蜥蜴座の4人です。
白銀聖闘士の活躍を描きたいよねというコンセプトのもと、このチョイスです。
当初の予定では琴座の代わりにケンタウルス座が入るはずだったんですが、どうにもちょっと華が無かったもので、琴座に変更してみました。
話の時代が紀元4世紀ごろと本編よりもずっと昔であるため、聖衣は簡素にしてます。
これから修復を重ねて、ミスティやオルフェが着ている聖衣の形に落ち着くんです。ということでひとつ。
琴座は割と重装備ですが、オルフェの時代でそうとう重装備だったので、これでも削った結果なんです。

ちょっと尺があまっているので(笑)、簡単なキャラ解説をここで。
鯨座グランドー:北国ブリタニア出身のクール系(氷河的な意味で)。でもモーゼス的な意味でパワー系。
 主役衆のなかではブレーン的な存在。
猟犬座カーラ:大移動してきたゲルマン民族の(元)子ども。サトリの法で人の心を読んでやることは、主に秘書。
 その能力を生かした戦闘法は、まだ模索中。割と口が軽い。
琴座ロクシアス:ギリシャ出身。穏やかかつ「いい性格」で争いを好まないが、秘めた力があるとかないとか。
 「琴は武器じゃないよ、楽器だよ。だから使ってもいいだろう?」とか言ってのける。
蜥蜴座ルクルス:ガリア(南仏)出身の、いいとこの坊ちゃん。生真面目なんだが、どことなくピントがずれている。
 割と友情や信義を重んじる暑苦しい性格。ついでにナルシスト。


09/29 ペン入れしたよ


ここからトップでちまちまと塗っては上げて塗っては上げての繰り返し分です。
メイキングと呼ぶにはお粗末です。途中の塗り方とか一言も言ってないですからね!

ということで、ペン入れしました。
コピックマルチライナー0.3がお気に入りです。0.05は4本くらい持ってます。3本のペン先がつぶれてます。
ペン入れをしてみたら、猟犬座の顔が若干幼くなりました。それでいいのです本当は。
つまり下書きの段階で失敗してるんですが、いやー、右向きの顔って難しいよね。ハハハ。
ところでこの構図は文庫版5巻の扉絵を参考にしていますよ。でもあの絵ってもっと後期の絵ですよね。まあいいんだけど。

ところで我が家のスキャナーは、CanoScanD1250U2です。
えーとね、いつ買ったのかな。もう10年近く前ですかね。未だに現役です。すごく読み込みが遅いですが。
このスキャナでスキャンして、センターラインを調節してこの形に落ち着いたわけですが、もう少し左を削って右を伸ばすべきでしたか。

全く関係ないんですけど、聖闘士ってファンタジー的な作品ですけど、旅が足りませんよね。
目的地(聖域とか海界とか)へ行く道程には特にこれといった事件も雑談も独白も描写されない。入ったらテンポ悪くなりますもんね。
……と、コンプリートソングコレクションで「哀しみの英雄」を聞きながら思いました。
古代ローマ聖闘士は広義的な二次創作作品だから、そういう間を埋める話はたっぷり有り余るぜ!!


10/01 下塗りできたよ

カラーリングを決定しました。
鯨:青  蜥蜴:赤  琴:紫  猟犬:黄  ……というイメージカラーと聖衣の色合いで行こうと思いました。
白銀聖衣なので銀色から外してはいけないというのが、最大の縛りです。

……そういえば、アニメ版の白銀聖闘士の聖衣は鮮やかでしたね。まあ気にするな。これは原作寄りなんだ。
アニメといえば、私まともに見たことないんですけど、アステリオンが三白眼気味でちょっと悲しくなりました。
え、アステリオンって割とイケメンでした……よ、ね……? という思いをぶつけた絵がギャラリーにありましたねそういえば。
いや、問題は三白眼よりもその色でした。聖衣のワンポイントにピンク+黄色のアンダーウェアときたもんです。
黄色とピンクって、どれだけハッピーな感じの色合いなんだ! でも三白眼で顔が怖い! 声も少し悪役!!
……という思いを色々ぶつけた結果(?)、古代ローマ聖闘士の猟犬座は少しかわいい系にしてみようと思ったのです。
猟犬座の名前はカーラにしてみたんですが、これは猟犬座のモチーフとなった北側の猟犬の名前らしいです。南側がアステリオン。
で、このカーラ、最近人気のK−POPのKARAの語源にもなっているそうで、意味は「親愛なる」とか「可愛い」だそうです。英語のdearにあたるんでしょうか。
しかしカーラというと、私は真っ先にロードス島戦記を思い出します。灰色の魔女。
ロードスはアニメの「英雄騎士伝」から入りました。キャラが多くて訳が分かりませんでした。オープニングは好きでしたよ。
それから数年経ってから文庫を買って「戦記」と「伝説」は読んだのですが、あのアニメじゃファンは納得しなかったんだろうなあ……。
新の方の戦記は未読です。どうもニースが好きになれないんだなあ。完璧なヒロインで。貶める要素がほとんどないんだもの。
人間らしさに欠けると言うか何と言うか。だから「伝説」のナシェルもあまり好きというわけでもないんですよね。
いや、「新」を読まなくなったのは挿絵の方の交代が大きいのかなあ。
美樹元さんの絵もきれいだと思うんですけど、あの方が挿絵になってから、圧倒的にギャラックとグリーバスの絵を見なくなって寂しいんですよ。
最近の理想は、「マッチョが描ける」「作中で『醜い』という表現をされても納得できる感じのキャラが描ける」
「シリアスな画風に鼻血とか躊躇無く書き足せる」「違和感ありすぎる女装が描ける」です。そうなりたい。

えーと、何の話でしたっけ?


10/08 鯨座の髪・肌・目を塗ったよ

本来なら同じ色合いとか同じパーツの塗りは人物を越えて一括でやった方がいい気がしますが、まあいいのです。
だって、肌塗るの好きなんですもの。最後の方に楽しみが少なくなるとやる気が下がりかねませんから。
いや、聖衣塗るのも髪を塗るのも大好きなんですが。今回は見た目にも分かりやすく(?)、各個撃破ということで。
基本的に塗る順番は肌→目→髪→聖衣→忘れていたかのようにアンダーウェアです。
「忘れていたかのように」っていうか、いつも忘れてるんですけどね。ハハッ。

塗り方としては、どこかで書いたような気もしますが、
1.基本色をベタ塗り
2.二段くらいくらい暗い色をエアブラシでさす
3.あと一段くらい濃そうな色をエアブラシで
4.基本色より一段くらい明るい色でハイライト的にエアブラシ
という感じです。肌も聖衣も。
聖衣は原作の白黒ページを隣に置いて光の当たり方を参考しながら。

さてさて、また尺が余りまくっているので、ここでこの鯨座について二言三言。
主役5人組を作るにあたって、瞬系(琴座)と紫龍系(蜥蜴座)はすんなりと決まりましたが、氷河系がクセモノでした。
凍気を操る攻撃はとかく作り手がワンパターンに陥りそうになるのです。君は氷河とアイザックの違いを説明できるか! それは踊りだ(違)。
ということで、氷河やカミュとは一味違う凍気使いがほしいなと思ったところで、
とりあえず出すことが決定していた鯨座に黄金の矢……いや白羽の矢が立ちました。
そう、お前は寒い海にいる鯨だ! スパウティングボンバーだ!
……と、訳の分からない理由でパワー系凍気使いと相成りました。
もうあとはとんとん拍子で、当時のローマ帝国で寒そうなところのブリタニア出身で、
ということはラテン語話者で、名前は「ひょう・あられ」を指すラテン語で決まったのです。


10/10 鯨座が塗り終わったよ  蜥蜴座の肌と目を塗ったよ

ブルーグレーっぽく塗ろうと思っていた鯨座の聖衣が、思ったより銀が強めです。まあいいさ。
思った以上にキレイにツヤツヤして個人的に大満足です。調子に乗って蜥蜴座の塗りも始めました。
蜥蜴座はやはりミスティのインパクトから逃れられませんので、ビューティー担当でお色気担当です。
どういうわけか短髪の蜥蜴座が想像できなかったので長髪にしたら、どうも紫龍とかぶるように見えます。
あ、でもミスティも紫龍も天秤座だし脱ぐし。この人はミスティの香りを残しつつ紫龍的なポジションでいいんじゃないか。
……それってつまり、どういうキャラだ。脱ぐしか分からないぞ。

さて蜥蜴座ですが、鯨座よりも肌の色の赤みを強くしてみました。例えて言うなら金髪碧眼のゲルマン系意識ですね。
なおかつ右側の二人よりも戦いのキャリアが長い感じがいいなと思い、少し日に焼けた感じも出したくなりました。
でもゲルマン系と言ってもかなりラテン系のローマ人の混血が進んでいるに違いないと思い、なんとなく目はナチュラルカラー。
聖衣を赤系にするのは、もちろんアニメカラーのミスティの白・赤・ピンクの魔法少女カラーにときめいたからです。
あのカラーリングは女の子が着たらかわいいんじゃないか。……あ、でも仮面か。じゃあ顔が出る男の方がいいか。
それにしてもピンク色のアンダーウェアってどうなんすか、ティーンエイジャーのミスティさん。

えーと、というわけでキャラ作りが非常に難航した蜥蜴座ルクルスです。
名前の響きが好きだから、ということでローマ史から名前を取ってきました。共和政時代の人ですね。
豪勢な人だったそうですが、そこはうっかり忘れてましたというか、気にしませんでした。響きが好きなの。響きが。
せっかく貴族っぽいところから名前を取ってきたので、なんとなくリーダーシップある雰囲気がいいかなと思いました。
例えて言うなら「熱血」「義理堅い」「学級委員」。やっべえ、暑苦しい。でも暑苦しい美形がわんさかいてこその星矢。
ミスティと同じくジェット気流だかなんだかで戦います。あれですね、風属性。レベルが上がるとバギクロスするかも。
ところで蜥蜴座の聖衣が割と軽装なのは、昔の蜥蜴座も防御壁みたいなもので攻撃を受けなくて、聖衣を修復しなかったからなんですかね。
そうだとしたら少し見直すぞ。実は強いんだぞ蜥蜴座。


10/16 蜥蜴座の聖衣を塗ったよ

赤を基調にしたはずの聖衣が、紫に近くなってしまいました。レッドとマゼンダって少し似てるよね。
聖衣の塗りは基本的にマンガの白黒ページを参考にしています。
ベースカラーを塗りつぶしたら、少し濃い色で、トーンが貼ってある部分にエアブラシ。
あとはそこに、勘でもう一色濃い色で線を引き、適当にハイライトで白に近い色でエアブラシ。
なかなか聖衣のカーブにあわせて塗るのが難しくて苦心してます。マウスのせい? ペンタブ買えば解決するかな?

さてと、前回で蜥蜴座ルクルスについてはだいたい語り終えたので、今さらですが世界観の設定を。
時代は4世紀、387年。ローマ帝国が東西に分かれる少し前です。キリスト教が国教になる少し前でもあります。
「古代ローマ帝国の崩壊に聖闘士が関わっている」と辰巳さんが一巻で言ったから、古代ローマです。私の専攻もローマ史です。紀元前1〜紀元3世紀の。
この話の主な軸となるのは「異教廃絶との戦い」にしたいなあと思っています。
既にこの頃にはギリシャ・ローマ宗教が衰退して、一部儀式などは違法という事で罰せられる物になっていますが、
その中で聖闘士は帝国の法と地上の愛と正義のために戦うわけです。うーん、報われない。
本編でも外伝でも何が足りないって言ったら、報われない感だよね!
……ということで、当外伝ではそんな虚しさを追求……っていうのはイヤだなあ。さすがに。
とは思いますが、キリスト教徒との心理的対立はかなり重要なファクターとして扱っていきます。
ハーデスが戦う理由は「神々(複数形であることが重要なのです)への信仰を忘れ去った人間への罰」という形で行こうかなと。
そういうわけだからグレイテストコー……違う、エクリプスみたいな大規模なことはしないわけですよ。地域が狭いから。
そこで、何であれ人間を守る・世間は現状維持のアテナと対立していくわけです。
ああ、ちなみに世界=ローマ・ギリシャ神話が通用する範囲≒ローマ帝国領です。ハーデス的にケルトとかゲルマンとかどうでもいい。
きっとその範囲内で死んだ人がハーデスの冥界にたどり着くのです。
あ、そうだ、敵はやはりハーデスです。ついでにポセイドン編のごとく戦神アレースをはさみたいんです。
しかし、「ハーデスの真の肉体」の存在が分かってはいけないという戦いは、なかなか盛り上がりに欠けそうです。
あとタナトス・ヒュプノスも完全に倒してもいけないんですよねっていう。うーん、ハンパな戦いになりそう。
そこをなんとかするためには……どうすりゃいいんだろう。


10/20 蜥蜴座の色を調整したよ 琴座塗り始めたよ

蜥蜴座の聖衣の色を、少し白銀聖闘士らしく薄めの色に調整しました。
どうして黄金聖闘士なら金、白銀聖闘士なら銀なのに、青銅達はあんなに個性爆発のカラーリングなんでしょうか。
特にアンドロメダのピンク色が気になります。男の聖衣なのにアンドロメダ座でしかもピンク色。
これを得る聖闘士が瞬でよかった。檄とか一輝だったらイヤだった。
アフロディーテ戦前の瞬の語りの中に「ぼくは男だからね」という一文がありましたが、そういえばきみは男だったね。
てっきり瞬はヒロインだと思ったよ。ホイミとか使えて、レベルが上がるとメガザルできる子だと思ってたよ。ミネアか。
とか何とか言っておいてなんですが、この話、青銅はとりあえずペガサスと南十字座しか決まってないんだ。
南十字座はもしかすると白銀かなとも思いましたが、青銅です。なんとなく。星座が小さくてかわいいから。

さて、琴座を塗り始めました。オルフェとかぶらないことを目標にしたら、今度はオルフェウスとかぶりました。ぬぐぐ。
武器ではない道具を使って戦う、というわけで、瞬ポジションにあたります。戦い方だけは。中身は違う。
「できれば血は見たくない。だから……この曲で君を精神を破壊して、二度と立ち上がれないようにしてあげよう」的な。
ところで琴座の聖闘士が持っている竪琴って、聖衣の付属品ですか。それとも自前なんですか。というかアレは武器じゃないんですか。
聖闘士星矢にはいないタイプのキャラですよね、のらりくらりとして人を小ばかにした感じのむかつくキャラ。
楽しいやら悲しいやら、私はそういうキャラを作るのが得意なので、そんな人が主役衆入りです。
……だ、誰得ー。(A.全てにおいて私得)
ちなみに名前の「ロクシアス」はアポローンの異名から取ってきました。
アポローンから取ってきた理由は音楽の神ということで。アポローンって竪琴の名手でしたよね確か。ディオニュソスは笛派なんですよね。
「ロクシアス」がどういう意味の言葉だかはサッパリです。
言葉(ロゴス)にちなむ説をグーグル先生が見つけてくれましたが、「斜めの・ひねくれ者」という説もあるみたいです。
私は「夜明け」を意味するロクサーヌの男性形かと……あ、全部ネットで拾った知識なので信じちゃダメですよ。
そういえば琴座の参戦を決めたのは割と最近です。ケンタウルス座を入れようとしていたので。
だってオルフェといいオルフェウスといい、何かと特殊なポジションの人で強くないといけない雰囲気がある気がしたのです。
今となってはサッパリ気にしていませんが。ハハッ。


11/3 琴座の聖衣を塗ったよ 猟犬座の肌を塗ったよ

どうでもいいんですが、琴座を茶髪にしたら瞬とモロかぶりだったのでは……。でも金髪にするとオルフェとかぶる。
だが黒髪はイメージに合わない。聖闘士星矢において、黒髪は堅気なキャラと東洋系の特権。……あ、あとハーデス。

さて、猟犬座を塗り始めました。一番最初に描いた鉛筆ラフだともっとショタ顔だったんですが、こちらだと少し男前になっています。
多分これは話の中盤くらいの絵なので、ちょっと成長したんじゃないでしょうか。ウソです、絵柄が安定しないだけです。
かわいい系がデフォルトなんです。他の主役キャラとのかぶりを防ぐために。
ヤコフの髪型と、顔パーツは瞬やエスメラルダを参考にしてみたら、あらまあ見事にかわいい系。
鯨座:ゴツめ 蜥蜴座:男らしい系統の美形 琴座:若干女顔の美形 猟犬:ショタ系 で。
それって本当に戦うキャラの顔なのか? と思わないでもないんですが、そういうことができるのも二次創作だからこそです。
要は、気にすんなよ! ということですね。うんうん。

このキャラはローマ帝国領外のゲルマン民族、ということになりました。理由は特に無い。
強いて言えばアステリオンが北欧系だった気がしたから、そっちにあわせてみようかと思ったのです。こだわりがなかったので適当。
時代的にはゲルマン民族もかなり帝国領に出入りしているだろうから、少しはゲルマンさんがいてもいいかなと思いました。後から。
今回は世界≒ローマ帝国領というせっっまい世界観なので、聖闘士もギリシャ・ローマのヨーロッパ人に集中しています。
日本人のセイヤなんかに聖衣をまとう資格はないらしいので(1巻)、きっとアジア人なんかほとんどいなかったんじゃないか。
いつごろからギリシャ以外からの聖闘士が来て、世界規模に広がったんでしょうか。あと、女性聖闘士誕生はいつですか。
……という疑問についても、ちまちまと答えの一つを出してみる作品になれたらいいなあ。
と言いつつ、さも当然のように麻呂眉ジャミール人が聖衣の修復を始めたり、中国人がいたりするわけですが。
だってパツキンの人が天秤座の聖衣を着ても似合わないだろう、というかあれは中国人じゃないと使いこなせないだろう……!
あと麻呂眉ジャミール人は、なんとなく崩してはいけない伝統なのかもしれないと感じました。特に麻呂眉は崩してはいけない。
……そこであえてアフロディーテみたいな美人が聖衣を修復していてもいいかもしれない気が、いまさらして来ました。
ダメだよ、もう一部黄金聖闘士は白銀主役衆よりも設定ができあがっているよ(爆)!


11/20 猟犬座の目と髪を塗ったよ 聖衣も塗り始めたよ

金髪のツンツンヘアーを見て思い出すのは、やはりスーパーサイヤ人。ドラゴンボール、まだまともに読んだことが無いんですがね。
でもサイヤ人にしては肌が白すぎるのかな。いや、アニメのサイヤ人はけっこう色白でしたね。
ということはどうでもいいのですが、カーラは典型的なヨーロッパ系のいでたちです。だが成長期を迎える前の低身長。そんな猟犬座カーラ、双子座の15歳。
ついでに言うと鯨座(凍気使いなので水瓶座)と蜥蜴座(脱ぐから天秤座)が17、琴座(なんとなく魚座)が16です。今のところ。
白銀は基本的に16〜19歳なんですね、「星矢」だと。
……ところで「LC」、「ND」、「G」と色々な外伝があるわけですが、「聖闘士星矢」自体はどう呼び分ければいいんですか。
ただ「星矢」って言ったら主人公の名前になってしまうし。無印? 外伝と比較して「本編」とか言うべき?
ちなみにこの「古代ローマ×聖闘士星矢(仮)」は、よくメモ書きでは「古ロ聖闘士」と略しています。ころせいんと。
たぶんそれっぽい副題をつけるとしたらエピソードS(Sは「それなりに」の略)……なわけはないな。
Imperium Romaniとかなるんでしょうか。星矢IR。……株式投資家向けの何かだろうか。

そういえば猟犬座カーラの性格について、まだあまり書いていなかったですね。まだあまり固まっていないです。
白銀聖闘士で性格がつかめそうなのって、魔鈴・シャイナ・オルフェ・ミスティくらいじゃないですか!
前の(時代的には最新の)聖闘士とはかぶらないように、と思っても、前のがよく分からないからなんともしがたい。
そこで星矢たち五人衆とうまく一部かぶせつつ、大部分はずす感じ……とはどんな感じだ。と模索中ではありますが、
鯨座が氷河ポジション、蜥蜴座が紫龍の立ち位置で、琴座がまあだいたい瞬あたり? と思うと一輝が余ります。
余りますが、この猟犬座に一輝ポジションは勿体無すぎる。力不足過ぎるのです。具体的な一例を挙げると戦闘の力量が。
いっそ貴鬼ポジションかもしれません。そんな聖闘士で大丈夫か。そんな聖闘士が通用するのが二次創作というものだ。
しかし微妙に一輝ポジションを取って、登場回数が少なめです。なぜなら、戦闘における力量が足りな(略)
だってサトリの法の人ってどう戦ってどう倒されて、どう小宇宙を燃やして勝利を勝ち取ればいいの……!!
相手のスピードとか小宇宙が勝ってたら、たぶん手も足も出ないよ! 「こ、心が読めない!」って勝手にうろたえて自滅すると思うよ!!


11/22 まあ、こんな感じでしょう

猟犬座の聖衣にツヤを出して、全員の聖衣をさらに白銀仕様に銀色に近づけてました。
こうやって見てみると、いやあ、地味だなあ。
白銀聖闘士っていうこの主題の地味さに加えて、聖衣のデザインをさらに簡素化させたこと、
だいたい原作に近いカラーリングがいいかなと思って突飛な髪の色を使わなかったこと、
モブをイメージして描きました、などなど色々が相乗効果を生み出しあって、地味だ。こりゃ地味だ。
だが……それでいい……! 目指しているものは、だいたいそんな感じだッ……!!

ということで、主役五人衆のうち四人の下塗りはこれで完成です。わーい。
ここから、バーンと大胆な色の重ね方をしてみたり効果を入れてみたりして、背景としての彼らが完成します。

そうそう、五人衆なんです。一番のメインの主役が、まだ不在です。
彼は最後に画面の真ん中へ持って行きます。イメージは文庫版五巻の扉絵!
……ということで、かなりこだわって塗った聖衣の色とか肌の色は、実はそんなに反映されないんですよっていう。
寂しいので、ここでメイキングとして取っておいてみることで色に対するこだわりを放出してみました。

さあ、次は主役の登場だ。


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